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仕事を辞めたい!けど仕事の辞め方なんて誰に聞けばいいか分からない



最近仕事への熱意がなくなってしまった、夢のために思い切って方向転換したいと思っている、などなど現在の仕事を辞めたいと考えているあなた、でもどうやって辞めたらスムーズにいくのか不安ではありませんか?退職意思の伝え方、社内や関係者とのやり取りなど、社会人として取るべき仕事の辞め方というものがあります。どうしたら円滑に辞められるのか、退職日までにすべきこと、考えておくべきことなど、仕事の辞め方ステップバイステップでお伝えしていきたいと思います。

会社や周りの人に迷惑を掛けない「仕事の辞め方」9つの手順

仕事を辞めたいと思ったとき、すぐに辞められるものでもありませんよね。仕事をする社会人である以上は、同僚や上司、取引先など仕事関係の人とのやり取りや手続きもありますし、引継ぎ期間を考慮することも必要です。できる限り周りに迷惑を掛けずに退職することが大切です。また、仕事を辞めるとなったら、生きていくためには次の道を進まなければいけません。退職後に何をするのかビジョンはできていますか?スムーズに退職するための9つの手順をお伝えします。

仕事の辞め方1.まずは自分が仕事を辞める理由をハッキリさせる

あなたが仕事を辞めたいと思った理由はいったい何でしょうか?まずは、その理由を明確にしましょう。将来の夢がありその準備をしたいから、結婚を機に生活を変えたいから、他に正社員としてやりたい仕事をみつけたから・・・など、あなた独自の理由があることでしょう。

なぜ仕事を辞めるのかをハッキリさせ心の準備をしておくことが大切です。気分的な勢いで「辞めてやる!」と思うなど曖昧な理由やで退職を決めてしまうとあとで後悔することになるかもしれません。

また、仕事の辞め方で重要な点があります。退職意思を伝える上でその理由をはっきりと相手側に理解してもらう必要もあります。理由を考えていくことで退職を考え直すことだってあるはずです。ブレない意思を持ち決断しましょう。
ここでの注意点としては、もしも辞める理由が職場環境や仕事内容など会社側のマイナス要素であったとしても、その理由は会社側には正直に伝えないことです。あくまで個人的な理由にしておくことが円滑に進むポイントです。退職や退職理由の噂や情報は意外と広まるものです。残りの在職期間や退職後にもよい関係性を保っておくために、会社に対する不満ではなく「他にやりたいことがある」など前向きな理由が仕事の辞め方としては重要で、それらを伝えるようにしましょう。

仕事の辞め方2.仕事を辞めた後のことを決める!生活に必要な費用や今後の仕事のこと

いざ仕事を辞めたら、その後はどのような予定でいますか?

今から辞めた後のプランを考えておくことが重要です。辞めた後の就職状況や生活面で必要な費用を現実的に計算しておく必要があります。たとえば次の仕事が決まっていない場合、すぐ見つかるだろうと思って気楽に考えていると生活資金というのは案外すぐに無くなってしまうものです。また無職・無収入の状態で転職活動をすると精神的にも不安定になりがちで、思いのほか仕事が見つかるまでに時間がかかってしまう可能性もあります。求人情報の多い時期と少ない時期というのは1年の中でも傾向が分かれますので、その情報も事前に把握し退職時期を決めるようにしましょう。退職前からしっかりと計画しておくのが大人の仕事の辞め方です。

仕事の辞め方3.辞める時期を考える!しっかりと期間に余裕を持つ

すぐ辞めたいと思っても、社会で働く人間は辞める時期を見極めることが大切です。よほどのことがない限り、すぐ辞めてしまうのはナンセンス。職場にもよりますが、たいていは退職する1~3か月前には申告することが常識です。重大なプロジェクトが進行中だったり会社の繁忙期での退職は避けましょう。ただでさえ慌ただしい時期に退職の話なんて、余計に周りを動かし迷惑をかけることにもなりかねません。大人が取るべき仕事の辞め方とは言えないのではないでしょうか。ひと段落するまで待つことが賢明です。

後任を決めたりその引継ぎ期間というのも必要になってきます。あなたが担当していた業務、あなたしかわからない内容があったときに、後任が困らないよう余裕を持って引継ぎをしておきたいものです。また、賞与や有休消化のタイミングも考慮したいですね。せっかくなら賞与をもらってから退職したいです。有給休暇を消化するための日数計算もぬかりなく。

仕事の辞め方4.決断後すぐに直属の上司、先輩に辞めたい胸を整理して伝える

辞める理由と時期がハッキリし退職する決断できたら、その意思は早いうちに伝えましょう。先ほどもお伝えしたように退職日の1~3か月前に報告することが一般的と言われています。社内の調整や引継ぎ期間として後任を立てるなどの必要があるため会社側も早いうちに把握しておきたいものです。決断したら気持ちが変わる前に報告!伝える時期が遅くなってしまうと、その間にも環境が変わったり新しいプロジェクトが動き出したりと、辞めづらい状況になりズルズルと長引いてしまう可能性がありますので気をつけてください。

仕事の辞め方5.伝える時は就業時間外にする!飲み会などの場はNG

もしかしたら1番悩むのは伝えるタイミングかもしれませんね。いつどんな時に切り出せばよいか気になるところです。まず、伝える時は就業時間外というのが大人の仕事の辞め方として常識です。話は長くなる可能性もあります。就業中では業務に支障をきたしますし、就業中にそのような場を設けることは他の社員の目も気になりますね。比較的落ち着くお昼休憩時間や夕方以降がよいでしょう。直属の上司に時間を取ってもらえるか確認するため、タイミングを見計らって「少しお時間よろしいですか?」「ご相談があるのですが」というように、内容には触れずに声をかけましょう。そしてその場で話すのではなく別室へ移動しましょう。ここで注意したいのは、就業時間外と言っても飲み会やプライベートでの場はただの相談になってしまう可能性もあるのでNGということです。正式に受理してもらえるよう職場で時間を作ってもらいましょう。

 

仕事の辞め方6.仕事の辞める日程などが決まったらお世話なった社内の人へ挨拶をする


無事に退職することが決まったら、お世話になった方や関係者の方々にはしっかり挨拶をしておきましょう。引継ぎなど業務上で関わる内容もありますし、自分のために体制が変わることもあります。社内を動かすことにもなりますので、事前に退職の旨と「お世話になりました」という気持ちを伝えておくとよいでしょう。新入社員なら業務を教わった先輩社員や上司、派遣社員なら派遣先の企業の方々、ベテラン社員なら必要に応じて取引先や顧客などにも挨拶しておきましょう。仕事で出会った人と、次にいつどこでご縁があるかわかりません。次の仕事での取引相手になるかもしれませんし、街で偶然出会ったり・・・そんな時も気まずくならないよう良い関係性を続けたいものです。今後のあなたの未来にも大きな財産になるかもしれません。

仕事の辞め方7.取引先への挨拶や引き継ぎを迅速かつ丁寧に行う

取引先への挨拶は後任者と一緒に行うことをおすすめします。自分が辞めたあと、後任者と取引先が混乱しないように、事前に三者で顔合わせしておくと安心です。直接挨拶ができない場合は状況に応じて電話でも構いません。電話も難しい場合はメールで丁寧に伝えるよう心がげて下さい。

また、引継ぎは意外と時間がかかるものです。都度口頭で伝えたりメモを取ってもらうのはもちろんですが、自分が担当していた業務内容や取引先状況を誰が見ても理解できるようなわかりやすい資料を作って残しておくとベストです。わかりづらい引継ぎだと、後になって色々と質問を受けることになるかもしれません。自分のためにもしっかりと丁寧に引継ぎ対応をしておきましょう。

仕事の辞め方8.退職届を丁寧に手書きで書く!書き方のポイント&注意点

退職の話がまとまったら退職届を準備しましょう。退職の相談をする際に渡すのではなく交渉が終了してから提出することが望ましいです。提出先や渡し方など社内の規定もありますのでまずは上司に確認してみましょう。退職届はなかなか書きなれないものです。書くときに気をつけたいポイントがいくつかありますのでお伝えします。

・縦書きが基本。
・会社からのパソコンでの作成指示がない限りは手書きで作成する。
・「私事」と書き始める。
・退職理由は「一身上の都合で」と書く。本当の理由は書かないこと。
・宛名は会社の代表にして名前に「殿」をつける。
・丁寧に3つ折り(または4つ折り)にして封筒に入れる。

退職届には形式的な書き方がありますので、上記に気をつけながら参考にしてください。
ちなみに「退職届」と「退職願」は少し意味が違います。両方とも退職することが決まった後に提出するものという共通点がありますが、「退職届」は一方的に退職するとき、「退職願」は退職させてほしいと願い出る場合に使います。状況に応じて使い分けてください。

仕事の辞め方9.有給消化や会社の制度を確認し自分が不利益を被っていないか確認する

有給はなかなか取りずらい風潮にありますが、引継ぎ業務を完了させ上司や同僚に迷惑を掛けることなく会社を跡にできるようにしておけば大丈夫です。どのくらい有休が残っているのか有休申請などの手続き方法も確認しておきましょう。また退職金がある方は、規定に基づいて自分で退職金額を試算しておき、その金額で間違いないかを人事部の担当者などに事前に確認しておくとよいでしょう。

仕事の辞め方はこの方法で完璧!気持ちよく次の道へ踏み出そう

退職が決まって一安心、とはいきません。気が抜けてモチベーションが下がってしまいがちですが、どうせ辞める会社だからとは考えず最後まで業務を全うしましょう。また退職の意思表示や届出、社内での引継ぎは上記での注意点を意識し進めてくださいね。仕事で出会った人とは次にいつどこで会うかわかりません。新しい仕事での取引先になることもあったり、また同じ会社に出戻りする可能性だってあります。円満退職のためのマナーを大切にして新しいステップを踏みましょう。